技工作業における在宅ワークの先駆けを目指したい
#院内技工所 #ダブルライセンス
Mさん 歯科技工士科卒 第50期生
石狩翔陽高等学校 出身
Wライセンスを目指したきっかけ
歯科衛生士として働くなかで、メンテナンスとサポートの両側面から、患者さまの「お口の健康」を守りたいと思ったことが”ダブルライセンス”を目指すきっかけでした。
歯科技工士国家資格を取得するにあたり、「入学特別支援制度」を受けられ、チーム医療を学ぶことができる札幌歯科学院への入学が理想への近道だと思い進学を決めました。
Wライセンスを取得して
無事、歯科技工士国家資格を取得してからは、カウンセリングで患者さまの口腔内について医師と分析をしていくときに、両方の資格を所持しているからこその知識が役立っています。初診のときに暗い顔をしていた患者さまが、治療が進むたびに明るくなり、「ありがとう」と言っていただけることに何よりもやりがいを感じることができています。
今後は、社会のデジタル化が進むなかで、ライフスタイルに合わせた働き方のひとつとして、技工作業における在宅ワークの先駆けになりたいと考えています。
歯科医院の院内技工士として、知識と技術を学ぶ日々
#院内技工士 #歯科医院
Sさん 歯科技工士科卒 第48期生
札幌北斗高等学校 出身
就職にも活きる!見学実習が充実!
札幌市内唯一の歯科医師会立校であり、北海道大学病院や札幌医科大学附属病院、市内歯科医院や技工所へ見学に行くことができるため、知識と技術を高められる経験ができると感じたからでした。
1年生、2年生それぞれの学年で見学実習があり、その際は、授業で得た知識の確認にもなりましたし、歯科医師・歯科衛生士との連携などの、授業では得られない学びも経験できました。
信頼される歯科技工士をめざす
学生時代は専門知識を学ぶため大変なこともありましたが、クラスの仲間と励まし合い、切磋琢磨しながら乗り越えることができ、仲間との出会いは一生の宝物になっています。現在は、札幌市内の歯科医院に院内技工士として勤務していますが、職場の先生や先輩方に支えられ、さまざまな知識と技術を学ぶ日々にやりがいを感じています。
患者さまを笑顔にするために歯科医師をはじめとするスタッフと連携し、誰からも信頼される歯科技工士をめざして精進していきます!
\ 社会人経験を経て入学!/
訪問歯科診療、往診や院外活動、施設での相談や勉強会に力を入れたい!
#訪問歯科 #一般歯科医院
Kさん 歯科衛生士科卒 第53期生
北広島西高等学校 出身
社会人経験を経て、資格取得に踏み切った理由
祖母が入院し、入れ歯が合わなくなって大好きな食事に満足できず、痩せて元気がなくなっていく姿を見て、「なんとかしてあげたい!」と思ったことが歯科衛生士を目指すきっかけでした。
訪問歯科診療も行う歯科医院で勤めています
今は、歯科衛生士として幅広い年齢の方に関わり、高齢な患者さまから難病を患っている患者さまへ、口腔ケアのアドバイスなどもしています。
札幌歯科学院では、授業で患者さまの困りごとを症例別にきっちり学ぶことができたので、パーキンソン病、シェーグレン症候群などの患者さまへの対応にも活かすことができています。
歯科技工士として、口腔外科手術への貢献をしています!
#大学病院
Wさん 歯科技工士科卒 第51期生
北海道科学大学高等学校 出身
勤務先に大学病院を選択した理由
多くの症例に触れることができるほか、院内で医療に携わる多職種の方とのお話を聞きたい、それがモチベーションの維持や向上にもつながると思い、大学病院という勤め先を選びました。
診療室が技工室のそばにあるので、歯科技工物が患者さまのお口の中に入ることを直接確認することができます。そのため、歯科医師の口腔内調整時間(*)が短縮されていたり、直接「良かったよ」と声をかけてもらえるととても嬉しいです。
*歯の矯正治療における調整、口腔内スキャナーの利用時間等のこと
在学中に「チーム歯科医療」を学べて良かった
大学病院では、さまざまな技術を持つ医療スタッフが協働する場面が日常です。そのため、札幌歯科学院に在学中に歯科衛生士科との合同授業や実習を通して「チーム歯科医療」を学ぶことができたので、現在の業務に活かせています。
今後の目標は、職場の先輩のように研究や学会へ参加して、私が研究したことを発表して残したいと考えています。これからも、さらなる学びを広げていきたいと考えています。
一人でも多くの人を笑顔にする歯科衛生士でありたい!
#矯正歯科 #歯科医院
Nさん 歯科衛生士科卒 第43期生
札幌丘珠高等学校 出身
札幌歯科学院は、実習や勉学で大変なときも先生方の全力サポートがあります!!
小学生の頃から矯正歯科に通っていたことが歯科衛生士を目指すきっかけでした。矯正治療は長い期間治療を行うため、患者さまへ伝わるような説明を心掛けています。治療の過程で患者さまと信頼関係が築けたときや、喜んでくれた瞬間は何にも変えられない魅力とやりがいを感じています。
歯科衛生士という仕事を選んで本当に良かったと思っています。
10年以上勤務する歯科衛生士の魅力
現在は、ご縁があって通院していた矯正歯科に就職してから歯科衛生士として勤めて10年以上になります。矯正装置の説明やTBI(歯みがき指導)、PMTC(歯面研磨清掃)、スケーリングや矯正装置の調整補助など、業務内容の幅が広く、いつまでも学ぶことがあり、新しい発見もあります。それほどに、歯科衛生士という職業はやりがいがあり、幅広く活躍できる仕事です。
これからも患者さまと向き合い、成長し続けていきたいと思っています。
歯科技工士の人材育成に力を入れていきたい
#開業 #歯科技工所
Yさん 歯科技工士科卒 第26期生
札幌丘珠高等学校 出身
歯科技工士として独立、開業
顧客のニーズに細やかに対応できる環境づくりに挑みたかったことが、開業に至るきっかけでした。開業後数年は雑務までのすべてを一人でこなすのが大変でしたが、いまは社員に助けられ、有難みを感じながら製作しています。
現在は、自費治療(*1)の技工物の製作やCAD(*2)を使ったデジタル技工、営業までの業務を行っています。デジタル技工が普及するなかでも、特に、手作業によるポーセレンワークにやりがいを感じています。患者さまのご希望に添い、喜んでいただけたときにはとても嬉しく感じます。
*1 インプラントやセラミック治療などの保険診療では選択できない高品質な材料や技術を使った治療のこと。自費治療は、より機能的で見た目も美しい治療が可能になります。
*2 CAD/CAMシステムで、歯のデータをデジタル化し、機械で材料を削って被せ物を製作します。
イメージ通りの具現化を大切にしています
歯科衛生士から、患者さまが自費治療を選択した経緯や要望を聞くほか、歯科医師からの口腔内へのアプローチに関する意見も伺い、製作物をイメージ通りに具現化していく「カタチづくり」を大切にして、患者さまの高い満足度につなげていきたいと意識しています。
今後も、新しい技術を柔軟に取り入れ、また、人材の育成に力を入れて技術力の高いラボとしての基盤をつくりたいと考えています。
お口の健康を守る専門職として地域の方々へ貢献したい
#公務員 #地方自治体
Sさん 歯科衛生士科卒 第53期生
帯広三条高等学校 出身
広く多くの人にお口の健康の重要性を伝えたい
いくつも臨床実習先を経験するうちに、来院する患者さまだけでなく、多くの人にお口の健康について知ってもらいたいと思い行政職を選びました。歯科検診や、幼児の保護者を対象とした歯科講話を実施し、地域の方々の健康をサポートしています。
札幌歯科学院で学んだチーム歯科医療が活きている
行政の仕事は、管理栄養士、薬剤師、保健師などのさまざまな専門職と連携が必要です。札幌歯科学院に在学中に歯科技工士科との合同授業をおこなったことや、歯科医師の先生方との関わりから、組織の一員であるという自覚をもてたことは、とてもいい経験となっています。
技術職として妥協せず、完璧を追求しています
#歯科技工所
Mさん 歯科技工士科卒 第48期生
札幌南陵高等学校 出身
歯科技工士を目指すきっかけ
高校時代、進路に迷っていた時に母の友人が札幌歯科学院の卒業生で、話を聞くうちに興味を抱き、進学を決めました。振り返れば、ひとつひとつの授業が大切であったことが、 歯科技工士になった今、実感しています。
歯科技工士としてのやりがい
現在は主にクラウン(*1)、ブリッジ(*2)などの技工物を製作しています。一つの模型からさまざまな情報を汲み取るのは大変ですが、細かい作業工程を経て、完璧に仕上げることができた時は、何事にも代え難い達成感があります。
*1 歯を全体的に削ってその上に被せ物をする治療法のこと。
*2 少数本(1本もしくは2本)の歯を失った場合に、その前後の歯を削って連結した被せ物をすること。
学生生活で1番過酷な3年間は、かけがえのない時間です
#小児歯科 #歯科医院
Sさん 歯科衛生士科卒 第51期生
札幌東商業高等学校 出身
歯科衛生士を目指すきっかけ
高校で進路を決定する時期よりも前から、手に職をつけていれば将来困ることはないだろうと思っていました。母は看護師なのですが、口腔ケアについて勉強している姿を見たとき、「そうだ!歯科衛生士になろう!」と思ったことがきっかけでした。
特別、小さいときから頻繁に通院したり矯正していた訳でもないわたしが歯科の世界に飛び込み、正直大変なこともありました。聞きなれない言葉、よく分からないカタカナの言葉で、頭がパンクしそうになりながらも、なんとか3年間過ごし、挫折せずに乗り越えられたのは、親身になってくれる先生方と切磋琢磨し合える仲間がいてくれたおかげです。
患者さまの健康をサポートする歯科衛生士に
在学中の3年間は、試験と臨床実習とで、学生生活で1番過酷で辛い思いもしましたが、無くなることのない「歯科衛生士」のライセンスと素敵な仲間に出会えた、かけがえのない時間です。
職場の先生方やスタッフと同期に支えられながら、日々成長しています。お口から全身の健康に、そして生涯にわたって美味しいごはんが食べられるように患者さまのサポートをしていきたいと思っています。
患者さまとの直接の関わりがモチベーションに!
#院内技工士 #歯科医院
Tさん 歯科技工士科卒 第46期生
札幌啓北商業高等学校 出身
院内歯科技工士として歯科医院で勤務
歯科医院に勤務し、主にセレック(*)というデジタルの機械を使用して保険と自費の補綴物を製作しています。わたしがつくった補綴物を装着する患者さまを直接みることができるのは、院内技工士として勤めるうえでの魅力でもあります。
*コンピュータによって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムのこと。
在学中の見学実習と合同授業での経験
院内技工士として勤めるなかで、患者さまの反応を間近でみることはもちろんのこと、歯科医師からも直接その場でフィードバックをいただいています。
札幌歯科学院へ在学中に、北海道大学病院や札幌医科大学附属病院の技工室での見学実習だけではなく、歯科衛生士科との合同授業を経験することができて良かったと思っています。多職種とのチーム連携の重要性は、現職で歯科医師と歯科衛生士とともに勤めるなかで実感しています。
これからも患者さまに満足いただけるよう、技術を磨いていきたいと思います。
歯科衛生士として、いつまでも働き続けたい
#訪問歯科 #歯科医院
Wさん 歯科衛生士科卒 第48期生
札幌平岡高等学校 出身
10年に渡る歯科衛生士としてのキャリア
産休から育休を経て、2人の子どもを育てながら歯科衛生士として勤務しています。以前は主に治療のアシストや訪問診療を行っていましたが、復職後は予防処置や口腔衛生指導、口腔機能検査等を行っています。国家資格があれば、無理なく自分に合う働き方が出来るため、キャリアを継続する事が出来ています。
今後、子どもの成長に伴い、また勤務形態を見直す時期がくるかもしれませんが、これからもキャリアを継続したいと思っています。
入院施設が併設された現場で勤めています
医院には、入院施設が併設されており、全身麻酔での治療や、治療に数日かかる患者さまもいるので、歯科技工士や看護師と連携した多職種連携の重要性を日々感じています。そして、患者さまが歯の清掃を終えた後「とてもすっきりした」「またお願いします」と言ってもらえると嬉しいですし、口腔衛生指導をした後、次に来院されたとき、口腔内の清掃状態が改善していると歯科衛生士としてのやりがいを感じます。
今後また、自分の働き方を見直す時期が来ても、幅広い世代の方に寄り添い、信頼される歯科衛生士として働き続けたいと思っています。
在学中に見学したいまの職場の雰囲気が良く、就職を決めました
#技工所 #全国企業
Oさん 歯科技工士科卒 第50期生
市立札幌啓北商業高等学校 出身
道内唯一!すべてのデジタル技工がある!
札幌歯科学院に在学中、1年次のカリキュラムへCAD/CAM(*1)などの最先端のデジタル技術を学ぶ授業が組み込まれており、2年間にわたって学んだデジタル技工が、現在の仕事に活きています。メーカーから講師の先生が来て、直接学ぶことが出来たので、とても貴重な時間でした。
そのほか、歯科衛生士科との合同授業では、自分の印象(*2)を採ってもらう経験をして、患者さまの気持ちへの理解を深めることもできました。
*1 コンピューターで設計し、さらにコンピューターを使って製造する技術のこと。
*2 口の中の型を取ること。この型をもとにして、被せものなどを製作します。
つくるという、やりがいのある仕事
現在の主な業務は、レジンを盛り上げて歯の形をつくり、研磨をしています。患者さま一人ひとり、一つひとつ、それぞれ歯の形が違うので整えていくことは難しく大変な作業ですが、楽しくやりがいがあります。
再印象(*2)にならないよう気をつけながら、日々できることを増やし、技術を磨きたいと思っています。