教育理念・沿革
教育理念
歯科医療従事者の一員として、地域歯科医療の向上、発展に貢献し、社会福祉に奉仕する特性を発揮するとともに、国民の生きる力を支え口腔衛生の向上に寄与する能力を身につけることを教育の理念とする。
教育目標
一般社団法人札幌歯科医師会立校として、教育理念を実現するために以下のことを教育目標とする。
- 患者に寄り添い、常に患者の立場になって物事を考えられる包容力を育てる。
- 歯科医療従事者として、他の専門機関と協力し、責務を果たすことができる人間力を育てる。
- チーム医療・地域医療の担い手として、円滑な診療活動・保健予防活動に貢献できる社会性を育てる。
- 自ら学ぶ力を培い、患者の失われた機能を回復させると共にQOLの向上に貢献できる創造力を育てる。
教育方針
歯科衛生士、歯科技工士としての知識の習得と臨床における技術の修得だけでなく、社会人としての幅広い教養と豊かな人格形成をはかり、国民の保健・福祉の向上に寄与する精神を養うために、以下のことを教育方針とする。
- 歯科医療従事者(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士など)と直接交流する機会を設けることで、プロフェッショナルとしての意識を育成する。
- 修得した知識と技術を臨床実習のなかで発揮できるように、応用力・判断力を身に付け、即戦力となる実力を磨く。
- 思いやりや慈愛の精神をもって他人(患者、スタッフ)に接することができるよう、自己啓発を行い、人としての魅力を高めることができる能力を育成する。
- 医療人としての認識を育て、技術の修得と研鑽を重ね、質の高い技術力を提供できる歯科衛生士、歯科技工士を育成する。
沿革
- 昭和42年3月
- 社団法人札幌歯科医師会において、優秀なる歯科医療技術者を養成確保し、歯科医療内容の充実と口腔衛生の普及向上をはかるため、会立札幌歯科衛生士学院を設立、認可される。
- 昭和47年3月
- 同じく会立札幌歯科技工士学院が設立認可される。
- 昭和48年2月
- 現在地校舎にて両学院統合の上、社団法人札幌歯科医師会立札幌歯科学院として発足、授業内容および施設の拡充がなされた。
- 昭和52年2月
- 文部省指定認可により専門学校として発足、校名も札幌歯科学院専門学校となる。
- 昭和58年4月
- 札幌歯科医師会館増改築に伴い設備の充実と歯科衛生士科の修業年限ならびに定員の変更を行う。
- 昭和62年4月
- 歯科技工士科の定員変更を行う。
- 平成21年3月
- 歯科衛生士科の修業年限を3年とすることにつき、認可される。
- 平成25年4月
- 社団法人関係法律整備法(平成18年法律第50号)の施行に伴い、設立母体の名称が、一般社団法人札幌歯科医師会となる。
- 平成29年3月
- 創立50周年を迎える。
卒業生数
令和5年3月現在
学科名 |
卒業人数 |
歯科衛生士科 |
3,162名 |
歯科技工士科 |
1,452名 |
専攻科 |
24名 |
合計 |
4,638名 |